意外な口臭の原因~薬が原因になることも~
また、口臭の中には、治療薬が原因となるものもあります。
たとえば、大腸の病気の治療には「抗コリン薬」という薬が使われることがあります。この薬は、唾液の分泌量を少なくし、口が渇くという副作用があります。
唾液の分泌量が減少すると、口臭が出やすくなることは先にも述べましたが、抗コリン薬に限らず、唾液の分泌が抑制される薬は少なくありません。
また、血圧を下げる降圧薬のなかでも、血管拡張作用を持つ「カルシウム措抗薬」は、細菌に対する抵抗力を抑制する副作用があり、服用を続けると歯周病が進むことがあります。
いずれも、病気の治療に必要なので処方されている薬ですから、口臭が強くなるからという理由だけで服用を止めることはできません。多少、口臭があっても、病気の治療を優先すべき場合もあるかと思います。
かかっている内科や耳鼻咽喉科の先生に口臭の悩みを相談すれば、治療にさしさわりのない範囲で、別の薬に代えてくれることもあるでしょう。
治療の必要からどうしても薬は代えられない、でも口臭が気になるという場合には、応急策として、人と会う前にうがい薬を利用したり、ガムなどをかむようにするとよいでしょう。唾液の分泌も活発になりますし、一時的とはいえ、口臭が気にならなくなります。
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